【試合感想】8/27川崎vs鹿島
8/27（土）等々力 川崎2-1鹿島
川崎が鹿島をホームに迎えた一戦、試合開始時点で川崎が4位鹿島が3位ということもあり、いつもより応援にも力が入りました。
川崎が前半のうちに幸先よく２点を先制しましたが、後半開始早々鹿島の反撃にあい1失点、その後も鹿島の猛攻を受け、特に最終盤は押し込まれ続け、本当に生きた心地がしませんでしたが、山村投入後に5バックへ移行し、何とか逃げ切りました。
これで我らが川崎は3位に浮上、3連覇へ向けて何とか踏みとどまりました！これからも一戦必勝の戦いが続きますが、精いっぱい応援していきましょう！！
この一戦で印象的だったのが鹿島の新指揮官である岩政監督です。DAZNの試合後インタビューを聞いても負けはしたが全く下を向いていない姿が記憶に残りました。
「新しい鹿島を創る」という決意が監督の言葉から、またこの試合の鹿島の選手たちのプレーからも強く伝わってきました。これからの鹿島に注目していきたいです。
そんな鹿島アントラーズですが、僕の中で川崎が絶対に負けられないチームランキング第1位です。その時のチーム事情や順位など関係ありません。それは鹿島というチームへのリスペクトと川崎のタイトル獲得までの歴史という要素が大きいです。
鹿島は言わずと知れたJリーグ創設当初の10チーム、いわゆるオリジナル10の一つで、国内3大タイトル獲得数19個（ACLも入れると20個！）まちがいなくこれまでのJリーグを引っ張て来たチームです。そんなチームとの試合です。絶対に勝ちたいですよね！
また、川崎が初めて3大タイトルを取ったのが2017シーズンのリーグ戦ですが、そこまでに川崎は8度の2位を経験しています（リーグ3回、リーグ杯4回、天皇杯1回）。そのうち半分の4回で鹿島が優勝しています。川崎にとって鹿島はタイトル獲得に向けた越えなければいけない壁だったわけです。
特に2016シーズンの天皇杯は僕にとって忘れられない試合です。2014シーズンから川崎サポになった僕からすると、この決勝戦は初めてタイトルのかかった試合でした。しかし、川崎は延長戦に及ぶ死闘の末、鹿島に敗れます…。実家のテレビの前で倒れたのを今でも覚えています笑
この数年で状況は大きく変わり、川崎はリーグ2連覇中この5年間で4度のリーグ優勝と、今のJリーグを引っ張る存在です。ですが、状況が変わろうと鹿島との一戦は上記の理由から絶対に負けられない戦いなのです。
僕としては、この2チームの戦いが日本サッカーを代表する戦い、スペインでいうクラシコ、ドイツでいうバイエルン対ドルトムント、そんな一戦となり日本サッカーのレベルを引き上げる…そんなことを妄想してしまいます。
この試合の実況を担当した下田恒幸さんは試合後のツイートで「川崎と鹿島の対戦がJの顔となるカードになっていく可能性」に言及しています。
その国のリーグを代表する2チームの試合を「ナショナルダービー」と呼ぶそうです。川崎と鹿島、この2チームの試合がそう呼ばれたらかっこいいなと思いませんか？
